タローの日記

そこはかとなく書きつくる

安定感

今日はある人から、生きるのは大変だ、という話を聞いた。その人は僕に比べてとてつもなく忙しい人で、客観的に見て明らかに僕よりも有能な人材だ。その人が、生きるのは大変だとおっしゃっていたのは、なんだか重みが感じられた。僕は割と楽観的な性格を自負していて、生きることも、まぁなんとかなるだろうと考えている(実際、いきなり明日死ぬ確率はかなり低いだろう)。

僕が生きることをそんなに真剣に、というか悲観的に考えていないのは、目の前のことをそんなに深刻にとらえていないからだと思う。仕事も、趣味も、いつもまぁこんなものだろうとどこかで考えている。だから、時々、真剣になにかに打ち込んでいる人を見ると、眩しく思える。僕はそれがなかなかできないからだ。ただ、それをどうにかしようとすることは、もう諦めてしまった。これは僕の性格で、直そうと思って直せるものではないと考えている。諦めてからは、この性格もそれほど悪いものではないと思えるようになった。なにしろ、浮き沈みが少ないので、コンスタントにパフォーマンスが出せる。この安定感が、僕の強みだと思い込むことにしている。

よるの東京ドーム近郊にて