タローの日記

そこはかとなく書きつくる

車が欲しい

 最近、猛烈に車が欲しくなってきた。もともとはバイクを買おうかと思っていたのだけど、バイクは環境の変化に弱いのがちょっとなぁと思い始めてきた。あと危ないし。ただ、そう思いながらも、なかなか踏み出せないでいるのは、車が高いからだ。軽自動車でも、新車を買えば100万円以上は確実に吹き飛ぶ。さらに、車検・保険料・ガソリン代など、維持費もそれなりのものになる。わかってはいたけど、改めてその現実を認識すると、本当に必要なのだろうかと自問してしまう。いや、欲しいことは欲しい。明らかに自分の行動範囲は広がる。ただ、それだけのコストを払うだけの価値があるのだろうか。。そうして、悶々と考えているうちに、結局めんどくさくなって、結論を先送りしてしまっている。
 子供の頃、当たり前に乗っていたファミリーカーは、本当はこんなに高い買い物だったのかと、なんだか恐ろしくなった。お父さん、お母さん、ありがとう。
 中学生のころ、顧問の先生の車に傷をつけたとき、鬼のように怒られた理由が、いまなら身に染みてわかる。先生、ごめんなさい。
 そんな風に、感じることに、自分が大人になったことを自覚させられる。待ちゆく車の一台一台を見ながら、その気持ちを噛みしめた。

いつぞやモーターショーで撮った車