タローの日記

そこはかとなく書きつくる

抽象的に考えよう

今日も今日とてミーティングだった。今日は割と有意義な議論ができたのだけど、今回指摘されたポイントの一つに、抽象的に考えよ、ということがあった。今回持って行った資料は、ある企業の事例に特化して情報を集めてきていたのだけど、その企業の事例に引っ張られて、抽象的に考えられていないというのだ(いや、実際その通りなのだけど)。

部長のお話は全くその通りで、反論の余地はないことなのだけど、これが意外と難しい。つまり、どうすれば抽象的に考えられるのかということだ。抽象的に考えるためには、他社も含めて、いくつか個別の事例を集めてきて、共通する法則がないか考えるといった方法があるかと思う。でも、残念ながらいま僕がアクセスできる情報は、今回持って行った1社だけだ。というわけで、この方法はなかなか難しいそうだ。こうなってくると、ある程度論理で考えて抽象化を進めていくしかないのかなと思うが、それで果たして現実を網羅的に表現できるのか、不安だ。いや、たぶん、現実を網羅的に表現することなど、いつまでたっても不可能なのだということは、うすうすわかっているのだけど。