タローの日記

そこはかとなく書きつくる

人によって態度を変えないことの難しさ

人によって態度を変えないのは、よく知られている美徳だと思う。でも、意外にそれは難しい。

例えば、よく遅刻してくる人がいる。約束の時間にこない、ひどい時にはドタキャンする場合もある。でもセンター試験をドタキャンする人はそうそういない。これも、本質的には同じ問題だと思う。センター試験を社長とのミーティングに変えてもいい。

人によって態度を変えないためには、誰でも、いつでも、どんなものでも、同じ基準で判断を下す必要がある。佐藤さんだから、16時過ぎだから、センター試験だから、といった具合に、態度を変えるのはぶれている。とはいえ、現実には、ある程度自分の中で優先度を決めて対処を進めるしかない。常にセンター試験のように、待ち合わせの1時間前に到着するというのは、無理な話だ。こう考えると、人によって態度を変えるというのは、一概に悪いことだとも言えないのではと思えてくる。実際、他人と家族に同じ態度で接する人は稀だろう。まぁ結局は程度の問題ということなのか。