タローの日記

そこはかとなく書きつくる

シェアハウスの思い出

シェアハウス住人の方のブログ記事を読んで懐かしくなったので、シェアハウスについて少し書いてみようと思う。僕は2年ほどシェアハウスに住んだことがある。確かに集団生活に面倒を感じることもあったけど、総じて楽しかったし、住んでよかったと思っている。

普段過ごしていたら、絶対に出会えないような、多種多様な人に出会えるのが、シェアハウスの最大のメリットだと思う。スク〇ニのゲームプロデューサー、雑誌のモデル、学童保育の先生、デザイナー、マッサージ師などなど、これでもかというほどバラエティ豊かな人たちと出会えた。そうした人たちの人生を少しでも知れて、様々な価値観に触れられたことは、僕自身の考え方にも大いに影響があった(もちろんいい意味で)。

僕が特に影響を受けた人は、東大中退 > 某IT企業 > Google > 皮膚科のコンサル > 独立 という、意味不明すぎる経歴の人だった。僕が出会ったのは、彼女が皮膚科のコンサルとして働いていた時だったのだが、「給料が渋いからやめようと思ってるんだよねー」という話を聞いて1週間後くらいに、「やめた」と晴れやかな顔で宣言されて心底驚いた。ちょうど僕も、今の仕事を辞めようかと悩んでいた時期だったのだが、そうはいってもなぁと、ずるずると働き続けていた(今も働き続けている)。そんなさなか、あまりにも自由奔放に、即断で進む方向を選んでいく彼女は、素直にカッコいいと思えたし、僕もそうなりたいなと思った。やっぱり、同年代のすごい人に会うと、親近感というか、すごく影響を受ける。