タローの日記

そこはかとなく書きつくる

客観視するのは難しい

最近常々思うのだが、自分を客観視することは難しい。
例えば、何かの資料を作っているとき、どうしても自分の視点からだけ物事を考えてしまう。でも、本当に必要なのは、もっと客観的な視点、広い視点、複数人の視点なのだと思う。この資料は誰に、何のために見てもらうのか。レビューの後、どういった判断をしてもらいたいのか。後から他の人が見て、誤解が生まれるような内容になっていないか。自分から見た情報だけ語っていないか。部署/会社/社会/地球といった具合に、もっと広い視点から見て情報を精査する必要はないのか。時間軸も重要だ。近視眼的な視点だけでなく、5~10年スパン、もっといえば100年スパンで考えを巡らせているか。

それらを全て資料に反映する必要はないけど、少なくともそういったことを頭の中では考えておいた方が得策だと思う。ちなみに僕はさっぱりできていない。今日も上司に、視野が狭すぎると怒られてきたところだ。客観視するのは大事だが、難しい。どうしても人間は、今やっている作業を主観的にしかとらえられないと思う。こういう時は、時間をおいて見直すのが有効だと思う。一回作り切った後、1か月後に見直すのだ。そのころには、作った時の熱が冷めているから、もう少し冷静に、客観視することができる。ただ、仕事ではこの技は使えない。はてさてどうしたものか。

散歩コースで見かけた建設現場のクレーン。特に文章と関連はない。