タローの日記

そこはかとなく書きつくる

ルンバ君、出番なし

我が家にはずっと押し入れに眠っているルンバ君がいる。たまには出してきて使ってあげようかなと、押し入れを開けるたびに思うけど、結局起こそうという気にはならない。なので、ずっと定位置で鎮座している。

ルンバ君は確かに勝手にお掃除してくれて便利ではあるのだけど、こちらでルンバ君が通れるようにお膳立てしてあげないといけないのが圧倒的に面倒だ。それに、お膳立てしてあげても、謎の場所で躓いたりして、力尽きていることもしばしばだ。家から帰ってきて、壁にぶち当たって止まっているルンバ君を、ホームまで戻してあげるとときの、何とも言えない虚しさ。ほんとうはルンバ君に甲斐甲斐しく働いてもらいたいはずなのに、気が付いたらこちらがルンバ君の介護をしているではないか。

たとえルンバ君がうまいこと働いてくれていても、油断してはいけない。僕はリモートワークなので、ほとんどずっと家にいるのだけど、集中して働いているときにルンバ君にやってこられたりすると、目も当てられない。もともと短い集中時間がさらに削られて、ほとんど0になってしまうのだ(もともとは5分だ)。ルンバ君はメイドさんや執事さんと違って、主人の様子を見て遠慮するといったことはない。ずかずかとこちらのパーソナルスペースに入り込んできて、ウィンウィンいいながら足元を掃除していくのだ。「失礼します」の一言くらい言ってもらいたいものだ(いわれても許さないけど)。そういうわけで、我が家のルンバ君は、ずっと押し入れの中で活躍の時を待ちながら、眠り続けているのです。

野田市にあった古き良きミスド。最近こういうミスドの店舗って見なくなりましたよね。