タローの日記

そこはかとなく書きつくる

久々に高専に行ってきた

 体調を崩していて、しばらくブログを休んでしまった(などと言い訳しているが、実際はやる気の問題が7割程度を占めている)。今週は母校の高専に久々に行ってきた。卒業以来、一度も行ったことはなかったのだけど、4年生が授業で作ったソフトウェアの評価をするということで、OBとして参加してきた。久々に言った高専は、在籍当時とそれほど変わりなく、あぁ確かにこんなだったなぁと懐かしくなりながら、校内を散策した。見るものはどれも当時と変わらないはずなのに、自分自身が変化しているからか、妙に校内が広く感じたのが印象的だった。もちろん、大学のほうが面積としては比較にならないほど広かったのだけど、高専も高校にしては随分広いんだなぁと、改めてその特殊性を再認識した。
 そうそう、授業で評価した学生のソフトウェアは、どれも秀逸で、とても数十時間の授業で開発したとは思えないほど、高い完成度だった。これが高専生の能力なのかと、OBながらなんだか誇らしくなると同時に、自分が同じ授業で開発したときは、ゴミみたいなゴミを生成していたので、これは自分が無能だったのか、時代のせいなのか、などと、わけのわからない現実逃避を始める羽目になってしまった。とはいえ、行ってよかった。彼らの作品を見て、なけなしの創作意欲が刺激されたので、僕も何か作っていこう。

吉野川沿いを散歩

 河川敷が好きだ。昔、流山に住んでいた時は、毎日のように近所の河川敷に出かけて、走ったり歩いたり歌ったりしていたものだ。あそこで、シェアハウスの人と遊んだり、散歩したりと、色々な思い出がある。だから今も、流山に遊びに行くと、つい河川敷まで足を運んでしまう。そこを歩いているだけで、当時のいろいろな情景が蘇ってきて、あぁ、自分はもうここに住んでいないのだなぁと、しみじみとした気持ちになる。なぜ色々な場所がある中でも河川敷がいいかというと、やはりあの解放感だろう。家や街にいると、どうしても視界が建物に遮られて、なんとなく窮屈な印象を感じてしまう。それが河川敷に行くと、遮るもののないだだっ広い空間が目の前に広がっていて、ただそれだけで走り出したくなるような気持にさせてくれる。
 そんな河川敷が大好きだったのだけど、徳島に引っ越してきてから、近所にいい感じの河川敷がないことが悩みだった。流山でいたころは、徒歩5分の所にあったので、ことあるごとにそこに出かけていたのだ(逆に水害の不安が少しあったが)。なんとかいけないかなぁとGoogle mapを眺めていたところ、気づく。吉野川河川敷。なんとなく心理的な距離感じていて、そこまで足を延ばすという発想がこれまで生まれなかったけど、行ってみればどうということはない。全然いける距離だった。南流山の河川敷と違って、あまり整備されていないので、僕意外にほとんど人がいなかったのもよかった。人がいないのをいいことに、髭男の「異端なスター」を歌うなどして、1人で勝手に楽しんだ。もしみられていたら、大変恥ずかしいことになっていたに違いない。でも、また行って歌おう(決意)。


みよ、この解放感

テントサウナ買うか悩む

 最近はテントサウナを購入するか悩んでいる。昨今のサウナブームに当てられたのか、まんまとサウナ好きになったのだけど、近所に良いサウナがないのが悩みのタネだ。「サウナがないなら、自分でサウナを建てればいいじゃない」という発想で探してみたところ、テントサウナなら割とリーズナブルな価格で実現可能だということが判明した。これなら、自宅のベランダでもやろうと思えばサウナを楽しむことが可能だ(近所の人に奇異の目で見られるという危険性があるが)。
 Amazonでテントサウナと調べて、高いものから安いものまでいろいろと眺めては消し、眺めては消しの毎日だ。悩んでいるくらいなら早く買えという声がどこかから聞こえてきそうだが、そんなにスパッと決断できるようには育てられていない。これまでも、悩みに悩みぬいて買わなかったり(その後後悔)、対して悩まずに買ったり(その後後悔)と、実に様々な経験をしてきた。だからこそ、今度も慎重に考え抜いて購入するかどうか検討しなければならない。問題は二つある。本当にテントサウナが欲しいのか。欲しいとしてどれを買うのかだ。2つ目に関しては目星をつけたので、問題は一つ目だ。本当に欲しいのだろうか。買ったとして、本当に使うのだろうか。悩みは尽きない。。

いつか組み立てたテント

仕様を決めるのって難しい

 最近は仕様を決めるお仕事をしている。自分の仕様もわからないのに、ソフトウェアの仕様を決めるなんて不可能だ。誰か早く仕様を決めてくれ。と思いながら、毎日ああでもないこうでもないと考える日々だ。考えているとき、常に、「この仕様で、本当に大丈夫なの?やりたいこと実現できるの?」という誰かの声が聞こえてくる。はっきり言って、わからん。これでいいのかどうか、ずっと、いつまでたっても自信がない。だいたい、ソフトウェアの仕様なんて言うものは、作りながら決まるものではないのか。作る前から仕様をきっちりと考えつくすなんて、不可能だ。一度自分でちょっとしたツールを作ってみればわかる。最初考えていた仕様から、いろいろなところを妥協したり、見えていなかった問題が見えてきて仕様を変えたりと、そういうことをやった先に、出来上がったものが、仕様になるのだ。
 などといろいろと仕様が考えられない言い訳を並べたが、仕事ではきっちり決めてから動き出さないと、複数人がかかわるために大混乱に陥ることはわかりきっている。とりあえず今わかっている範囲だけでも、何とか決めていくしかない。そう一念発起して要件定義の本を購入して、今日から心機一転。七転八倒しつつも、明日からも仕様を決めるためのドキュメントを創造していく所存である。

寒すぎる

 ここ数日は、本当に寒すぎる。寒いことでわかったけど、お布団の引力の発生源は、重さが主要因ではない。心地よい温かさが主要因だ。起きても、外気の寒さが厳しすぎて、全く抜け出せない。抜け出すには、別の強い力(尿意 or 目覚まし)が必要だ。それらで一度起きたとしても、油断してはいけない。まだ温かいお布団が、強烈な引力を発生させて、こちらを吸い込もうとしているのだ。これまで何度その引力にからめとられて、お布団に舞い戻ることになってしまったか。こういうのを、意思の問題だという人がいるけども、僕は言いたい。人間の意志は強くないのだと。少なくとも、僕の意志は強くない。時々自分で、意思があるのかと思えてくるくらいだ。
 そもそも、お布団に戻りたいという意思も、抜け出して活動を始めたいという意思も、どちらも僕が持っているものだ。どちらに従ったところで、意思が弱いということにならないのではないか。そのような言い訳を、朝起きて、お布団に戻るかどうか考えているときに、暖かな布団をじっと見つめながら考えている。ここで戻るべきか、それとも誘惑を断ち切っていくべきか。「馬鹿野郎。せっかく起きたんだから、このままいけ。戻ったら負けだ」などと自分に言い聞かせながら、今日もお布団をかぶる。

バーで飲んだラム酒。とても美味しかった。

ボックス!

 百田尚樹さんの、「ボックス!」を読み始めた。ボクシングの小説は初めて読むので、どんなものだろうと思ったけど、いまのところ非常に面白い。漫画では、「はじめの一歩」は読んだことがあって、これも非常に面白かったのだけど、「ボックス!」はまた違った面白さがある。たぶん、舞台が高校ボクシングであるところが、琴線に触れているのだと思う。僕は結構青春物に弱いところがあって、スラムダンクや響けユーフォニアムも大好きな作品だ。やっぱり、青春物は、目の前のことに熱中している感じがとてもいい。登場人物は、今やっていることの意味とか、将来どうなりたいとか、そういうことをほとんど考えずに、目の前のことに打ち込んでいる。そのひたむきさというか、前向きさみたいなものが、見ていて引き込まれる要因だと思われる。
 大人になると、人間関係とか世間体とか、いろいろなしがらみにとらわれて、前向きさが失われていってしまう。でも、こういうのを読むと、あの時の熱い気持ちが蘇ってくるような気がする(僕は高校時代から、部活の朝練を毎日サボるような怠惰な生徒だったけど)。まぁなかなか性格を変えることは難しいけど、とりあえず毎日早寝早起きしようと決意した。そろそろ寝よう。

2回目の眉山

気づいたら土日終わってた

 土日の記憶がない。いや、今はまだある。でも、来週の土日には絶対に忘れているだろう。それくらい、薄い週末を過ごしてしまった。土曜日は、本を返したり、借りたり、借りてきた本を読んだりしていたら、気づくと一日が終わっていた。日曜日も、本を読んでいたら終わった。これだけだと、本を読む以外何もしていないみたいだ。実際にはその間に、寝たり、呼吸をしたり、お笑い番組を見たり、「ハケンアニメ」という映画をみたりなどがあったはずだが、あまりにも記憶に残っていない。
 改めて、仕事の力って偉大だと思う。休日になるとこんなにもだらけてしまうのに、仕事の日は、与えられた役割を何とかこなそうと、まだ頑張っている。たぶんそれは、毎日のノルマがあるからだし、お金をもらえるからだし、自分がある程度責任を感じているからなのだろう。趣味のものは、それらの原動力が何もない状態で、やる気を持続させないといけない。こちらの方が、よほどパワーが必要だ。だから、土日はパワーが必要な生産ではなく、ひたすら消費をしてしまっている。それで楽しいといえば楽しいのだけど、きっと見える景色がかわることはないのだろうなという予感はある。なんとかして、生産する必要がある。

大阪で消費したたこ焼き。うまかった