タローの日記

そこはかとなく書きつくる

吉野川沿いを散歩

 河川敷が好きだ。昔、流山に住んでいた時は、毎日のように近所の河川敷に出かけて、走ったり歩いたり歌ったりしていたものだ。あそこで、シェアハウスの人と遊んだり、散歩したりと、色々な思い出がある。だから今も、流山に遊びに行くと、つい河川敷まで足を運んでしまう。そこを歩いているだけで、当時のいろいろな情景が蘇ってきて、あぁ、自分はもうここに住んでいないのだなぁと、しみじみとした気持ちになる。なぜ色々な場所がある中でも河川敷がいいかというと、やはりあの解放感だろう。家や街にいると、どうしても視界が建物に遮られて、なんとなく窮屈な印象を感じてしまう。それが河川敷に行くと、遮るもののないだだっ広い空間が目の前に広がっていて、ただそれだけで走り出したくなるような気持にさせてくれる。
 そんな河川敷が大好きだったのだけど、徳島に引っ越してきてから、近所にいい感じの河川敷がないことが悩みだった。流山でいたころは、徒歩5分の所にあったので、ことあるごとにそこに出かけていたのだ(逆に水害の不安が少しあったが)。なんとかいけないかなぁとGoogle mapを眺めていたところ、気づく。吉野川河川敷。なんとなく心理的な距離感じていて、そこまで足を延ばすという発想がこれまで生まれなかったけど、行ってみればどうということはない。全然いける距離だった。南流山の河川敷と違って、あまり整備されていないので、僕意外にほとんど人がいなかったのもよかった。人がいないのをいいことに、髭男の「異端なスター」を歌うなどして、1人で勝手に楽しんだ。もしみられていたら、大変恥ずかしいことになっていたに違いない。でも、また行って歌おう(決意)。


みよ、この解放感