タローの日記

そこはかとなく書きつくる

ハサミ男、読了

 ハサミ男を読了した。なんとなくミステリー熱が再燃して、いろいろとミステリーを読みふけっている。ミステリーを読むときは、騙されないように、いつも以上に注意深く読むのだけど、いつも大抵鮮やかに騙される。今回も、ばっちりと騙された。しかも、完全に著者の術中にはまってしまった。いやーこれはずるいよ。
 僕は自分のことを注意散漫な人物だと思っている。だから、できるだけ車の運転はしたくない。レンタカーを借りて車の運転をするたびに、2~3回は今ミスったら死んだなと思う瞬間がある。これまでは、なんとかそのミスを回避してきたけど、もし日常的に運転していたら、たぶんもう死んでいる。注意散漫さは、運転時だけでなく私生活にも表れていて、走っているとき、仕事しているとき、本を読んでいるとき、人の話を聞いているときなど、あらゆるタイミングで注意がそれている。注意をそらすことに注意を向けているのではないかと思えてくるくらいだ。何度か、それを矯正しようと頑張ってみたことがあったのだけど、すべて徒労に終わった。それからは、もう性格だと諦めることにしている。なんだか気がつくと、諦めた欠点だらけになっている気がする。おっと、ミステリーの話をしていたはずが、気づくと欠点の話になっていた。こういうことなんだよなぁ。

一昨日は、友人とまたも眉山へ行ってまいりました