タローの日記

そこはかとなく書きつくる

ピザ食べたい欲

 たまに無性に、ピザを食べたくなる。熱々のピザを、ハフハフしながら食すのは、想像するだけでよだれが出てくるような光景だ。僕は子供の頃から、出前をとらない家庭で育ったので、子供の時にピザを食べた記憶はほとんどない。食べても、トーストピザみたいなお手製のやつだった。だからか、大人になってから、出前ピザを食べることに強い憧れがあり、シェアハウスに住んでいるときは、よくハウスの人と折半でピザを頼んだりしていた。大人になってから初めて食べたピザは衝撃的な美味しさで、以来僕は、定期的にピザを食べたくなる病に侵されている(他にも、ラーメン、寿司、焼肉などにも侵されている)。
 大阪に行ったとき、この病が発動してしまった。せっかく大都会大阪にいるのだから、本格的なピザ窯で焼いたピザを食べたい。そう思って、Google mapで探すと、出るわ出るわ、ピザ窯のオンパレード。さすが大阪。と思いながら、近所のピザ屋さんに直行した。席に着くと、目の前に求めていた本格ピザ窯が置いてあり、それだけでテンションが上がってくる。そういえば、ピザにはローマピザとナポリピザがあるらしいのだけど、僕はなんとなく響き的にナポリピザのほうが好きだ。イタリアに一度行ったときも、響きだけでナポリピザを食べたいと思っていたくらいだ(結局ローマからナポリが遠くて断念したけど)。あの時の雪辱を果たそうと、今回はナポリの名を冠するお店を選んだ。
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 頼んだペスカトーレ(シェフのおすすめ)は、大変に高価だった(2200円)けども、その価値を感じさせる素晴らしい味だった。やっぱり、ローマピザよりもナポリピザのほうが好きだ。もうすっかりローマでピザを食べた時の記憶は色褪せてしまったけど、いま食べているペスカトーレには遠く及ばない味だった(気がする)。徳島でも、ナイスなナポリピザの店がないものか。

ナイスなピザ窯。見てるだけで⤴
そしてペスカトーレピザ。このふっくら生地がナポリの証(たぶん)