タローの日記

そこはかとなく書きつくる

震えながらランニング

 僕の数少ない趣味にランニングがある。仕事終わりは欠かさずランニングしようという気持ちでいる'(気持ちだけで、実際は1週間に2回くらいしかできていない)。夏場は割と本当に毎日のように走っていたのだが、冬になってからめっきりランニング回数が減ってしまった。原因は一つしか考えられない。寒いからだ。「寒ければ走ればいいじゃない」という声がどこからか聞こえてきそうだが、そんな人に言いたい。「あったかくなるまでが大変なのよ」と。
 しかも僕の場合、走るといっても疲れたらすぐ歩くし、走行距離は3kmにも満たないので、はっきり言って外にいる間はずっと寒い。ぐるっと走ってきて、家に帰ってくる段になっても、体は冷え切ったままだ(というのも帰りは疲れて歩いているからだ)。こうなってくると、ますます外に行こうという気概がなくなってくる。そうすると今後は、「ちゃんと走ればいいじゃない」という声がどこからか聞こえてきそうだ。そんな人に言いたい。「それができたら苦労しないのよ」と。まぁせめて3kmくらいは最後まで走れよと自分でもちょっと思わなくはないが、極限まで自分を甘やかす性格に育ったので、全くそんな気になれない。中学時代、ピンチヒッターとして駅伝に出場し、寒空の下河川敷を3km走った挙句、順位を大幅に落として以来、無理はしないことに決めたのだ。だから明日も、震えながらランニング(ウォーキング)しようと思う。

ランニング中の一枚。奥の橋を車で渡るといい気分。