平日の昼間からビールを飲む贅沢
なにかのインタビューでイチローさんが、「日本のキャンプ開始日は、トレーニングを休みにしてビールを飲む」といった趣旨の発言をされていた(違ったらごめんなさい)。今日はそういう日にしよう、起きてすぐそう思った。というのも、今日は意味もなく有休休暇を取っており、仕事が休みだったからだ。先週の金曜日に、今年最後の仕事を終え、晴れ晴れとした気分で朝を迎えた。みんなはまだ仕事をしている。こういう日は、絶対に仕事してはならない。イチローさんの教えに従って、前から気になっていた焼肉店に足を運ぶ決意をした。
行ってきたのは、「個室焼肉 志」。イオンの近くにある、只物じゃない雰囲気の焼肉店だ(実際、只物ではなかった)。店内は、いかにも高級焼き肉店といった雰囲気が漂っており、BGMも小粋なジャズがかかっていたと記憶している。普段マックを愛用している僕には、あまりにも眩しすぎる光景に、完全に来る店を間違えたかと回れ右をしようとした。しかし、足を一歩後退させたところで、柔和な笑みを浮かべた店員さんに声をかけられてしまったので、何事もなかったかのように店内に入るしかなくなった。
個室に案内され、設置されているタブレット端末で注文。注文に悩んでしまう僕としては、大変ありがたいシステムだった。今回は、ランチセットと、ビール(大)、ついでにビビンバを注文。ちょっと頼みすぎたかと思ったが、あまりの美味しさに写真のことをすっかり忘れて、舌鼓をうち、あっと気づいたときにはもう皿は空になっていた(実のところ途中で気づいたが、箸を止めることができなかった)。みんなが仕事をしている時間に、優雅にビールを飲み、焼肉を食す贅沢を存分に味わったので、今日は120点である。
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