タローの日記

そこはかとなく書きつくる

いい温泉

 僕は温泉が好きで、旅行に行くときに泊まる場所は、できるだけ大浴場付きのところにしているくらいだ(まぁ小浴場付のところをわざわざ選ぶ人は少ないと思うけど)。四国に引っ越してきてから、唯一にして最大の不満が、まともな温泉がないところだ。僕は自分でいうのもなんだが、温泉にはうるさい方だ(べらべらと不満を喋ったりはしないが)。いい温泉には、3つの条件がある。風呂・サウナ・休憩所だ。
 風呂は言わずもがな、必須要件である。温泉と書いてあるのに、風呂がなければ、詐欺か、日本語を知らない宇宙人の仕業に違いない。いまどき、海外の人でも、DeepL翻訳だので、温泉の意味を理解できるだろう。風呂はそれなりに広さがあり、テレビが見れるゾーンが置かれていれば、それで十分だ。
 次に、サウナだ。サウナは、3つの中でもかなり重要で、当然水風呂とセットであることが求められる。サウナ>水風呂>外気浴のサイクルを、円滑に回せることは、いい温泉の必須要件だ。はっきり言って、これができるのなら、風呂はなくてもいいと思えるくらいだ(必須要件とは)。子供の頃は大嫌いだったサウナだが、気づけば最も長い時間を過ごすゾーンになってしまった。もう立派なおっさんの仲間入りを果たしてしまったのかもしれない。サウナといえば、できることなら、ロウリュができるタイプが望ましい。ロウリュできないと、室内がとても乾燥して、なかなか汗が出ないのだ。ところが、四国にはこのロウリュできるタイプのサウナが、僕調べでは見つからず、早急な改善が求められる(中国四国地方は、サウナ不毛地帯と言われているとかいないとか...)。
 最後は、休憩所だ。風呂を出た後、ゆっくりと寝っ転がって休憩できるスペースも、疲れを癒すために極めて重要だ。漫画もあるとベスト。これらの要素をすべて兼ね備えた温泉は、僕の住んでいる周りにはなさそうで、それがとても悲しい。誰か徳島に作ってくれ...。週一で通うから...。

今日行ってきたえびすの湯。悪くはないんだけど、休憩所がなぁ...