タローの日記

そこはかとなく書きつくる

寝相がよくなった

 昔、高校で寮暮らしをしていた頃や、上京して一人暮らしを始めたころは、シングルベッドからずり落ちて、半分寝ながら這い上がるといったことを何度かしていた。そう、昔の僕は、寝相が悪かったようなのだ。例えば、彼女と一緒に寝ているときに、ベッドから彼女を落として、自分は大の字になって寝ていたことがあったらしい(翌日めちゃくちゃ怒られた)。まぁとはいえ、そのまま夢遊病のように外を徘徊したり、ベッドの上でダンスを踊り始めるほどではなかった(はず)なので、まだまだお行儀がいい方なのかもしれない。
 などと思っていたら、最近になって、さらにお行儀がよくなってきている気がする。今の寝室は和室なので、布団で寝ているのだけど、朝起きても布団からずり落ちていることがないのだ(掛け布団を畳に避けていることは結構あるけど)。これは僕の寝相がよくなったのか、それとも布団が寝相をよくする効果があるのか、はたまた寝ている間に爪爪爪を熱唱した後、きれいに布団に舞い戻っているのかわからないけど、とにかく、朝起きた段階では、キレイに寝た時と同じ状態になっていることが多くなった。心なしか、眠りも深いような気がする。この調子で、起きているときの行儀もよくしていきたいものだ。

野田のイタリアンレストランの玉手箱デザート。自分が老いたときの想像をしてしまって、ちょっと怖くなる。