タローの日記

そこはかとなく書きつくる

マクドナルドにて

僕は週末はほとんど必ずマクドナルドに行く。今日も例にもれず行ってきたのだけど、やはりマックが一番落ち着く。先日、コーヒー一杯で500円以上するような高級喫茶店に行ってきたのだけど、正直言って落ち着かなかった。「なんでこんな貧相な方がいらっしゃるのかしら」「なんだか貧乏くさいわね」どこからかそんな声が聞こえてくるような気がする程度には、落ち着きをなくしていた。落ち着かな過ぎて、いつもなら集中できるはずの読書もはかどらず、目を閉じてじっと瞑想していたくらいだ(疲れて寝ていたわけじゃないぞ)。性根から貧乏根性が染み付いているので、マックで中高生たちの下世話な会話を聞きながら、一杯100円のコーヒーを飲んでいるほうが気持ちが落ち着くのだ。その証拠に、今日のマックでは、じっくりと読書を楽しむことができた(行く前にがっつりお昼寝したから眠くなかったというのも少し関連があるかもしれないが)。
もう一つ、マックだとスマホで注文できてしまうのがいい。僕は結構な上がり症で、店員さんと話すときも、緊張して喉が震えている(仕事で同僚と話すときも震えている。というか、話すときはいつも震えているけど)。マックのモバイルオーダーは、スマホで注文できるばかりか、席まで運んできてくれるので、ほとんど会話せずに済む。これは本当によくできている。すべての店でこの仕組みを導入してほしいものだ。もしすべての飲食店でこの仕組みが導入されたら、僕の数少ない人との会話時間はさらに減り、独り言をつぶやくだけの週末を過ごすことができそうだ。

以前気まぐれに頼んだ月見パイ。バリうまい。