タローの日記

そこはかとなく書きつくる

売上計画というフィクション

仕事で販売戦略というか売上計画というか、みたいな資料を書き始めた。

書いていて思うが、これはとんでもない創作物だ。売上原価に計上されている開発工数AWSコストは、根拠皆無のどんぶり勘定。売上想定に計上されている顧客数も、入れてくれる見通しなど全くない、空想の顧客数を当てはめる。すべて空想の数字をこねくり回して、だいたいこれくらいで黒字化できます、という見通しを立てるのだ。僕のような下っ端の仕事でこれなのだから、会社全体の売り上げ見通しなんて、どれくらいの空想の上に成り立っているのだろう。きっと壮大なフィクションを創作しているんだろうなぁ。

ところで、投資家は会社の業績を予想して、投資先を決めるものだけど、これも絶対予想など不可能だろうなと、今回の仕事を通して感じた。投資は今後もインデックス投資にしようと固く誓った。